食~いただき繕~

 現代の食養論として。line-800_all(食材)は、人間の身体を構成する栄養素であり、同時に人間の意識と密接にかかわる生命体である

これは、数千年の前から現代に至るまで脈々と伝わる、「いただき繕(東アジアの食文化)」の哲学です。

遠 い昔、東アジアの文化には、食事という行為を他の生命をいただける畏れと感謝の心(謙虚)で受け止めたすばらしい伝統がありました。これは食事という行為 が、他のイノチをいただくこと。つまり、他のイノチが持つ生命力(活力源)だけではなく、そのイノチの意識をも受け継ぐ「聖なる行」だ、とする先人たちの 体智(身体を基にして得た根本的な智慧)でした。

こうした先人の智慧を現代生活に甦らせる日々の実践、すなわち他のイノチをいただく畏れ と 感謝の心(謙虚)で調理すること。そのイノチ(食物)をいただいて、心身の調和を保とうする行い、その実践を、「いただき繕」と言います。東アジアの伝統 的な食養論でもある“いただき繕”の復活は、すべての生命に対する畏敬の心の復活となるでしょう。

飽食の時代といわれる現代の食生活が、生活習慣病をはじめ様々な難病とが密接な因果関係にあることは、いまや常識となりました。こうした現状に警鐘を鳴らすと同時に、WHO(世界保健機構)は、その地域の伝統的な食生活を守っていくことが大切だと勧告しています。line-800_R

食を変えると運命が変わる!?

「いただき繕」は、繕性(性質の欠点をなおしてよくする)から始まり、繕補(つくろい補う)の段階を経て、繕完(つくろって完全にする)の境涯を目指す具体的 な実践方法からはじまります。「いただき繕」は、長い時間、東アジアの先人たちが育てきた伝統的な食生活を守っていく生活の智慧であり、地球規模の普遍性 を持つ実践運動とも言えます。

身体を形成することはもちろん、意識(心・性格)の形成にも密接にかかわる食という“イノチ”を体智し、整えることが、心身共に豊かな人生へ向かう事となり、「いただき繕」が志す公的な生き方を通して、運命さえも変えてしまう力を感じていただけることでしょう。line-800_L

『自分たちの体は天地万物の助け(命)を借りて自分たちで治す』

マンナネ・ワールドでは、こうした先人の教え、『農哲学院』の学びのもと、土地の風土に適合した食文化とを活かす現代の“いただき繕”の指導者(食医)の育成に努めています。

現代医学では、長い間『食べ物=治療』という、考えてみれば至極当然の因果関係を殆ど軽視する傾向がありました。『医食同源』や、『薬食同源』という言葉は、現代医学の考え方には馴染まないものでありました。

今 日、『いただき繕(食養論)』や『食医(いただき繕の指導者)』という言葉は、ほぼ死語になっていますが、東アジアにおけるその歴史は非常に古く、近代栄 養学とは全く異なる思想に裏付けされています。つまり、『いただき繕(食養論)』では、人間と自然(植物)の関係を生命と生命の関係と捉え、食事を、生命 が生命を助ける事と理解しています。

また、『いただき繕(食養論)』では、病気を治すというより、病気にならないための食事を重視しま す。 慢性的な病気の治療法を記した医書『金匱要略』には、「上工は未病を治す」(優れた医者は、未だ病んでいない臓器を病む前に治す)とあり、『食医(いただ き繕の指導者)』の重要性を強調しています。

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いただき繕の取り組み

病気、政治、経済、環境・・・現代のすべての諸問題の解決には、食だけに限らず『命』の再生こそが必要であると考えます。それにはまず、他を変えることではなく、自分自身、一人ひとりが健康な身体と意識を取り戻すことが先決ではないでしょうか。

マンナネ・ワールドでは、多くの方に『いただき繕』という生き方の選択をお伝えしたいと考えています。
各レストランでは、ダイエットやデトックス企画を始め、食に関する生活のサポートも行っており、毎日のお弁当により体質改善を実感されている方、精神的にも元気になっている方の嬉しい声が続々と届いています。

そして、誰もが簡単に実践できる『頂き法』もお伝えしております。
それぞれ体質や環境が違うのでマニュアルとして独り歩きしないよう、なるべくお一人お一人に直接お伝えしております。

レストランがお近くに無いと云う方も、日本全国どこにでもお話に伺います。
お気軽にお問い合わせください。

info@itadakizen.com

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レストランを開業しよう!

いただき繕レストランは、『農哲学院』が学ぶ先人の教えを、食を頂くという直接的な体験を通して多くの皆様にお伝えすることを目的に、院生の学び場兼、自立の為の経済活動の場として個々に運営されています。
今後も、「いただき繕」を学ぶこと、そして、「いただき繕」を伝える(感じてもらえる)レストランを増やすことがなによりの未来への希望だと考え、各レストランを学びの場として研修生を受け入れております。

実践的な学びの中で、将来お店をオープンする心になった方がいらしたら全面的にサポート致します。または、各地のいただき繕レストランを働く場として、多くの方の自立を目指します。

一個人がレストランを開業するということは、とても大変なことに感じるかと思います。
私たちは『いただき繕を多くの方に伝えたい。』ただその思いで、これまで5店舗をオープンしてきました。

これまで、未経験なことにチャレンジしてきた中でもちろん大変なこともありましたが、今それがすべて経験となり、支え合って活かされるご縁に、数々のありがたい学びをいただいてきました。
この基盤やノウハウを活かし、次の学びとして「いただき繕」の誠心を広げて行きたいと願っています。

特別なことなどなにもありません。
各地のレストラン紹介では、それぞれにレストランをオープンした経緯もふまえてご紹介いたします。

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